NO IMAGE

コルトン・シャルルマーニュ2011水平試飲会

酸味が豊かで、タイトでドライな白ワインの代表格、コルトン・シャルルマーニュ。6つの代表的生産者の2011年ヴィンテージを試飲しました。大きく2つのグル―プに分けられます。 DSC07215

まず、テロワールに忠実に、硬質でタイトなミネラル感のある特徴にこだわるタイプ。新樽は控えめです。

モレ・ブランは酸が軟らかいが、閉じていて、かなりタイトで重心はやや高い。

トロ・ボーは酸がかなり強く、タイトでシャブリのようにミネラル感が強い。

メオ・カミュゼはなんとファースト・ヴィンテージ。木樽は控えめで、豊かな香りと、パワフルでありながら重心が中央に広がり、複雑な味わいで秀逸でした。

 

もう一つのタイプは、新樽を使ってタイトさを和らげるタイプ。早い時期に飲み頃になります。

ブラインドで明らかに香りが違い、シェリーのような酸化した、すりおろしリンゴのようなニュアンスがあったのはジャン・リケール。これだけコルトン・ブランとのことで、味わいが違うのも当然でしょうか。

ブルーノ・クレールはナッツのような香りで、軟らかいがやや重心が低く拡散的です。

そのなかで、木樽派の本命はフェヴレイでした。新樽に負けない強いアタックと濃厚でパワフルな味わいが中央から上方向に広がり、硬質なミネラル感が感じられました。

 

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせ

各主宰団体等についてメールでお気軽にお問い合わせください。
Mail:uemura@rrpf.jp

CTR IMG