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昨夜(3月12日)はアカデミー・デュ・ヴァンのルイナールの特別セミナー「Ruinart Champagne Special Seminar」に参加しました。

最古のシャンパーニュ・メゾンであるルイナールの歴史やスタイルなどについて、MHDシャンパンブランドアンバサダーで、アカデミー・デュ・ヴァン講師のティモシー・デイビット・ベック氏からお話を伺いました。 DSC00939

テイスティングは4アイテム。ルイナール・ブランド・ブランのレギュラーボトルとマグナム、ドン・リュイナール2002、リュイナール・ロゼを試飲しました。

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ルイナール・ブランド・ブランはフレッシュな柑橘の香りフレッシュな酸味とエレガントな味わい。一昨年のデゴルジュマンのマグナムは、当初、還元臭がかなりありましたが、時間が経つにつれて消え、昨年デゴルジュマンのレギュラーに比べて、熟成感のある複雑な味わいがありました。プレステージのドン・ルイナールはナッツやブリオシュの香りも加わり、複雑性とエレガンスを兼ね備えた風格のあるシャンパーニュです。

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ロゼは赤ワイン18%と白ワイン(シャルドネ45%とピノ・ノワール)アッサンブラージュによるもの。フレッシュな苺のようなピノ・ノワールのほのかな香りとシャルドネのフレッシュな柑橘の香りと酸味が融和したチャーミングな味わいでした。DSC00943

ステンレスタンクによるリダクティブ(還元的)な醸造スタイルによるルイナールのシャンパーニュはフレッシュな味わいで、樽を使ったオキシダティブ(酸化的)な醸造スタイルのボランジェやクリュッグ、ジャック・セロスなどとは対極をなしています。シャンパーニュ愛好家の間では後者の方に人気があるようですが、シャンパーニュ本来の上品なフレッシュさを楽しめるのはリュイナールのようなスタイルではないかと思います。

特に、創設当時のボトルを再現したボトルデザインや芸術家とのコラボレーションによる関連アイテムなど洗練されたマーケティング戦略が感じられます。 DSC00940

セミナーの途中、香り当てのクイズなどもあり、楽しいひと時でした。 DSC00942

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