NO IMAGE

4月19日土曜日、西麻布のProvinageで開催された冷涼ワインセミナーのテーマは「冷涼’04&’08ヴィンテージ」。ヴィンテージのタイプを学んだあと、冷涼ヴィンテージ’04&’08の特色を勉強しました。2008年は寒い夏に9月中旬から天候が良くなったため、遅い収穫になりました。このため、きめ細かいタンニンが豊富、シャープなストラクチュアで凝縮感があります。DSC01619

ブルゴーニュではシャブリや、標高の高いペルナン・ヴェルジュレスが秀逸です。2004年も遅い収穫時期で、成熟が十分でないためか、ブルゴーニュの赤ワインは茎っぽい香りがあります(テントウムシ混入によるとの説あり)。DSC01618

最後に2004のグランヴァンが登場です。2004のラフィットはマセラシオンが軽く、抽出が弱いため、果汁中心の軽くピュアで凝縮感ある味わいで、魚にも合うワインです。ブシャールのモンラシェは樽香も抑えられ、果汁中心の余韻が長く洗練された味わいです。DSC01613

これらにカレーを合わせました。カルダモン、クミンシード、コリアンダーをミキサーにかけて造った手造りガラムマサラ使用、バスマティライスを添えた斉藤シェフ特製羊肉カレーは、新鮮なスパイスの香りと上質な肉の旨味が感じられました。ラフィットとモンラシェ、赤と白の最高峰の力のあるワインだけにカレーに良く合います。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせ

各主宰団体等についてメールでお気軽にお問い合わせください。
Mail:uemura@rrpf.jp

CTR IMG