イトーヨーカドー発祥の地
北千住2日目は、まず駅前通りのきたろーど1010をさらに西に進むことにする。右には大橋眼科の洋館がある。ステンドグラスがあり、三角形の屋根、唐草文様のレリーフなど洒落た建物である。
さらに西に進むとイトーヨーカドーのディスカウント業態であるTHE PRICE。この店はイトーヨーカドーの記念すべき第1号店である。戦後昭和21年に「羊華堂」としてオープン。駅前通りは通称羊華堂通りといわれるほどであったそうだ。昭和40年に店名をイトーヨーカドーに改めた。本来は閉店対象だったのかもしれないが、第1号ということもあって業態変更で生き延びているということだろうか。
さらに進んで日光街道を渡ると人通りは急に少なくなり、アーケードもなくなるが、北千住昭和会という商店街が続いている。千住本町商店街
次にきたろーど1010を北千住駅方向に戻って、前日北に向かった旧日光街道を南向きに向かい、サンロード宿場通りの反対側に行くこことする。この商店街の名称は千住本町商店街振興組合。千住本町商店街の平日4~6時、日祭日1~6時は歩行者天国となっている。そのためか、こちらもかなりの人通りである。
この通りは飲食店が多い。柏屋という蕎麦店は行列ができている。
しばらく南方向に進んで、西に路地を入った勝専寺は「おえんま様」という愛称で親しまれている全身赤く塗られた閻魔王坐像が鎮座している。この路地にはスペインバルもある。
この商店街には激安の惣菜店「かざま」やアンテナショップ的な居酒屋もある。
幻の地鶏焼きを食することができる、宮崎県日南市じとっこ(地頭鶏)組合、組合直営関東一号店とのこと。
八戸前沖鯖、唯一の県外PRショップが「炭火焼きごっつり」。田子産にんにくなど青森県産食材を味わえる。
さらに進むと右側に高層ビルが聳え立っている。このビルは東京芸術センターで、公民のパートナーシップにより、『あだち産業芸術プラザ』として、「あだち産業センター」と一体的に整備された民間施設で、新しい産業と芸術を創造する足立区の拠点となっている。
21階・22階にはホール「天空劇場」が、劇場形式と平床形式での多目的な利用が可能。
20階にフランス料理のレストラン、12階から19階はSOHO(small office home office)住宅兼事務所。ほか、ハローワーク足立、フィットネスクラブ(ゴールドジム)、撮影スタジオ「ホワイトスタジオ」、映画館、スイミングプールなどがある。
また、商店街の反対側には東京芸術大学千住キャンパスがあり、この一帯は芸術エリアとなっている。