最近の香港では中華料理に合わせてワインを飲むのが日常的なようです。ワイン店が街の至る所にある。高級ショッピング・センターから、下町までいろいろなところにワインショップがあります。ミシュラン星付きの中華料理レストランには立派なワインセラーがあり、1000本以上の在庫がある店も多く、アペリティフにはシャンパンが用意されています。フランス産のワインが人気で、ボルドーやブルゴーニュのほか、アルザスやローヌなどもあります。エレガントで少し味付けの甘い広東料理に合うからでしょう。
香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)は香港島の商業の中心地です。老舗の元は日系デパートである香港崇光(そごう)や日本にも進出したForever21、タイムズスクウェア(時代広場)などの大規模複合商業施設、リー・ガーデンズ(利園)、リー・ガーデンズ2(利園二期)といった複合商業施設があります。
タイムズスクウェア(時代広場)はショッピング・センター、映画館、オフィスなどで構成される大規模複合ビルです。GF、1FのLane Crawfordは香港の高級百貨店です。
吹き抜けのショッピングフロワをエスカレーター(複数階をノンストップで上れるエスカレーターなので要注意)で上って行くと、10F、11Fはレストラン街になっています。
これは、香港で6店の1つ星レストランを含む11店の高級広東料理店を展開するリーガーデンLei Garden Restauran利苑酒家。
日本にも進出している鴻星海鮮酒家、日本から本場に逆上陸した聘珍楼などの有力中華料理レストランのほか、火鍋の不倒翁 Budaoweng Hotpot Cuisineなどもあります。
特に、鴻星海鮮酒家のショーウィンドウのようなワインセラーは壮観です。
地下1階には日本料理レストランの千両もあります。
地下1階のC!ty’superはスーパーマーケットですが、日本食品が豊富で、日本の物産展もしばしば開催されるようで、この日九州・四国の物産展が開催されていました。
くまモン商品もありました。
東京でもおなじみの博多豚骨ラーメンの一蘭。
さぬきうどんは石丸製麺が試食販売をしていました。
同じ銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズ・スクエアの近くにあるリー・ガーデンズ(利園)は高級ブランド中心の複合商業施設です。
その向かいにある、小規模ながら高級ブランドショップが多い商業施設、リー・ガーデンズ2(利園二期。)その中にあるワインショップWatson’sWineには世界各地のワインが、また、中国料理のレストランの入り口にはワインセラーがあり、ワインが中華料理とともに良く飲まれていることがうかがわれます。
(続く)