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奈良旅行の3日目の夜の食事は、人気スポットならまちにある和食の店「粟ならまち店」へ。

ホームページによると、この店の運営会社である「株式会社「粟」は、奈良市の中山間地域である精華地区を舞台に、「NPO法人清澄の村」、地元の集落営農組織である「五ヶ谷営農協議会」との協働を通して、奈良県のかけがえのない文化遺産である大和伝統野菜を中心とした六次産業による事業展開を行うことにより集落機能の再構築とソーシャル・キャピタルの向上、そして地域の発展に貢献する社会的企業として設立されました。」とのこと。

まさに食による地方創生を目指して設立された会社なのです。この会社の社長である三浦雅之氏は「1998年より奈良市近郊の中山間地である清澄の里をメインフィールドに奈良県内の在来作物の調査研究、栽培保存に取り組み、大和伝統野菜を中心に年間約120種類の野菜とハーブを栽培」しているとのこと。

その大和伝統野菜のアンテナショップとして、2002年に大和伝統野菜を食材とした農家レストラン清澄の里「粟」をオープン。2009年に奈良町にオープンしたのがこの「粟ならまち店」です。dsc02102

築140年の町屋をリノベーションした店は、中庭の緑が望める、ゆったりとした快適な環境です。

dsc02107dsc02106粟「大和牛と野菜」のディナーコース 5,000円

コースメニューのほか一品料理もあります。

お酒は奈良の地酒が揃っています。ワインもあったのでコルビエールの白を注文しました。ラングドックの白で、マルサンヌなどのブレンド。優しい味わいで意外に酸味もあります。最近の南フランスの傾向です。dsc02117

大和と世界の伝統野菜に、大和牛の料理を加えたディナーコースということです。

前菜は大和牛と大和伝統野菜の籠盛。

豪華で華やかな籠盛りです。大和野菜満載、新鮮な素材を生かして、和食の調理は控えめで、ワインのあてとして、十分に楽しめる内容でした。dsc02113 dsc02114

根菜の炊き合わせは体の温まる冬のお料理。大和野菜の根菜がいろいろ入っています。dsc02120

メインディッシュは、 大和牛のリブロースの陶板焼。

大和牛はさしの入った肉厚のリブロース。じゅわっとうまみが来ました。付け合わせの野菜も地野菜だけあって甘味が違います。dsc02121

麦縄つけめんと、食後にはデザートが付いています。吉野葛の入ったそうめんを、白みそと豆乳ベースのつけ汁でいただきます。デザートは柿と柿の入ったフルーツケーキ。dsc02127

dsc02130情緒あるならまちの古民家でいただく奈良の伝統野菜と大和牛。料理は特に凝ったものではありませんが、奈良の風土を感じるひと時でした。

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