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ジョージ・ワインメーカーズ・ディナー

George Wine Companyのジョージ・レヴコフ(George Levkoff)氏が来日し、南麻布のルエ・ヴェル・ロールLa Ruee Vers L’orでメーカーズディナーが開催されました。先月オープンした千葉和外さんのお店です。天井の高いゆったりとした空間の、落ち着いた雰囲気のレストランです。料理もワインにふさわしい洗練されたレベルの高いもので、スペインの分子料理など最新の調理技術も反映されたものでした。DSC01567

サーモンとホワイトアスパラガスのタルタル ハーブクリーム DSC01568

大山鶏胸肉の真空調理、根セロリのピューレとベーコンの泡 DSC01572

オマール海老とホタテのスパイスソテー フォンドオマールDSC01573

北海道産仔牛ロースのロティ 菊芋のピューレ 仔牛のジュDSC01575

目次

ジョージ・レヴコフ氏はニューヨーク在住の債券トレーダーから脱サラしてカリフォルニアに移住、Williams Selyemなどで学んだ後、自らワインを作り始めました。ファーストヴィンテージは2002年とのことです。 DSC01580

5種類の素晴らしいワインが提供されました。

1)George Rose of Pinot Noir “Ferae Naturae” 2012

色の淡いロゼ。タンニンが少なくブランドノワールのような味わい。4つの畑のピノノワールを醸造前過程で発生したフリーラン果汁をそのまま醸造したというナチュラルな造りのロゼワイン。穏やかな酸味、ほんのり甘さを感じる優しい味わいのワイン。

2)George Ceremonial Vineyard Pinot Noir 2012

繊細でエレガントな味わい。チェリー、ラズベリー、ストローベリーなどのチャーミングなフレーバーは早摘みによるらしい。重心はやや低く、酸味とタンニンは優しく丸味があり、ピュアなミネラル感が感じられる。カリフォルニアピノとしては酸味があるため、エレガントな味わいである。DSC01581

3)George Buena Tierra Vineyard Russian River Valley Sonoma County Pinot Noir 2012

フレーバーは2)とよく似ているがやや果実味が増して、味わいはさらに優しくなっている。どちらが良いかは好みの問題だろう。

4)George Leras Vineyard Russian River Valley Sonoma County Pinot Noir 2012

2)、3)とはかなり異なる。やわらかい酸味がしっかりしていて、タンニンはこの中では強く、垂直方向に引き締まった味わいのあるワイン。ミネラル感がある。半分使われているポマールクローンの影響もあるのだろうか。洗練された冷涼な味わいである。標高が高いのだろうか。

5)George Hansen Vineyard Russian River Valley Sonoma County Pinot Noir 2012

前の3アイテムとは、かなり異なる。熟成したニュアンスや旨味があり、出汁のでたような味わい。若いワインだが、スーボワや枯れ草、腐葉土、ビオワインにある有機的なナチュラルさが感じられる。酸とタンニンのバランスが良くフレンドリーな味わい。日本食に合いそうなワインである。

カリフォルニアのピノノワールのイメージを覆すような、繊細で洗練されたエレガントなワインでした。4)、5)は日本未輸入とのことですが気に入りました。、是非輸入していただきたい尾お身ます是非、輸入していただきたいと思います。

 

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