先週、弁慶橋袂の外堀の桜が満開となった。3年前には、背後にグランドプリンスホテル赤坂が聳えたっていた。は、丹下健三氏の設計で、赤坂プリンスホテル(当時)新館として1982年に完成した。地上140メートル、40階建ての白亜の美しい姿、クリスマスの季節にはツリーのイルミネーションが点灯されて、親しまれてきた。
ホテル閉館後、東日本大震災の被災者の避難施設として、最後の役目を果たし、2012年秋解体が開始された。
一昨年の夏に解体が完了。跡地では、地下2階、地上36階建てで高さ180mのオフィス・ホテル棟と、地上24階建てで高さ90mの住宅棟の建設工事が進んでいて、2016年夏ごろの開業を目指している。
オフィス・ホテル棟は1フロア1000坪超の大きな空間を確保するとのことで、弁解橋方向に巨大高層ビルが迫っていて、従前に比べてかなり威圧感のある姿になりそうだ。
2012年春