1月15日に青山の国連大学で開催された「発酵醸造未来フォーラム」に行ってきました。
15日開催のファーメンテッドシンポジウムは発酵・醸造をテーマに5つのセッションgが行われました。
登壇者は、東大名誉教授の北本先生、情報学研究者でIT起業家のドミニク・チェン氏、伝統手作業を守る蔵の会HAND-RED、「レフェルヴェソンス」シェフの生江史伸、ヒップホップアーティストのDJみそしるとMCごはん、フードエッセイストの平野紗季子さん、小豆島の醤油ソムリエール黒島慶子さんなど。
セッションが満員の観客の中で行われました。
和歌山県の平和酒造の山本典正氏を始め、日本酒や醤油などの伝統的醸造産業に携わる若手ものづくり従事者によって、あらたなベンチャービジネスとしての発酵・醸造プロジェクトが、ちょっと前のITベンチャー創始者のようにイノベーション感覚で語られました。日本伝統産業の中で、先進的なビジネスがパラダイムシフトとして静かに進行しつつあるようです。
中庭では生江シェフによる本枯鰹節を使用したラーメンがふるまわれていました。
シェフがシンポジウム出席中で外していたためか、ラーメンの麺は茹ですぎ、汁は出汁が薄く決して満足できるものではなかったですが。シェフが戻ってきてから、レストランの日本酒ペアリングなどの話をさせていただきました。
