焚火ダイニング・カフェ ハルランナ
投稿日 : 2020年10月1日
最終更新日時 : 2020年10月1日
投稿者 : uemuraakifumi
カテゴリー : グルメ
北海道の白老町に7月にオープンしたウポポイ(民族共生象徴空間)のエントランス棟にあるレストラン「焚火ダイニング・カフェ ハルランナ」。アイヌの食文化をリスペクトしたクリエイティブな料理をいただきました。
エントランスにはライブラリーがあって待ち時間に読むことができます。「食文化を通じて先人が紡いだ食文化を感じ継承できる場所」との店のコンセプトが示されています。
そのテーマにあったNOMAの本や発酵などの食に関する本が並べられています。
札幌のフレンチレストラン「ル・ミュゼ」のオーナーシェフ石井誠氏が監修。経営は札幌・定山渓温泉で「ぬくもりの宿ふる川」を経営する古川グループです。大きく積み上がった薪がこのレストランを象徴しています。
テーブル上にはアクリルパーテーションが設置、かなり厳重なコロナ対応です。
ランチメニューは5種類。スタッフおすすめのユク(蝦夷鹿)の焚火ローストコースをいただきました。
まず縄文スープ。卵型の器に豆や行者大蒜が煮込まれています。複雑で滋味に富んだ味わいです。
前菜は香草のソースがかかった白老産の鱒のローストと野菜。しっとりジューシーな味わいです。
鹿肉のローストは骨付きバラ肉と赤身のモモ肉の2種類の部位です。鹿肉と思えない豊富な肉汁と脂で繊維の食感が野生を感じさせます。薪を使った焚火料理によるためか素材の食感がダイレクトに伝わります。特にスペアリブには、骨の周りの凝縮された肉のうまみと共にアイヌの食文化の伝承を感じることができました。
デザートはハスカップのジェラートです。
ワインは一昨年訪れた仁木ヒルズのワインが揃っています。YUHZOMEをグラスでオーダーしました。ツヴァイゲルトの優しい味わいです。
民族共生象徴空間ウポポイのメインダイニングとして、コンセプトのレベルが高いだけではなく、料理の創造性や調理レベルも高く、北海道の食の水準を感じさせます。価格的にもかなり良心的で、経営が心配になるくらいです。ウポポイは入場制限などもあって、観光的には厳しそうですが、こちらのレストランは満席、訪れる価値があります。
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