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文化の融合とごちゃ混ぜ文化観光の街・平戸②島内篇

 

 

ゴールデンウィークに訪れた長崎県平戸、2日目は平戸島の中を車で回ります。

1日目はこちらをご覧ください。

文化の融合とごちゃ混ぜ観光の街・平戸①街中篇

川内峠

まず最初に訪れたのは川内峠。峠付近が広々とした見晴らしの良い草原です。DSC07513DSC07514 DSC07515 DSC07516 DSC07517

駐車場に車を止めて、斜面を登ったところにある展望台からは360度の平戸北部のパノラマが広がり、周辺の島々と海の景観は最高です。DSC07519DSC07521DSC07522DSC07523

峠を降りて、生月島に向かいます。1991年に完成したライトブルーの美しい生月大橋を渡ります。人口6000人とかなりの人口の島で、2005年の合併以前は単独で町制を施行していました。平戸大橋を経由して本土と自動車のアクセスが可能となっています。

塩俵の断崖

生月島西側の海岸にある断崖。上面がカットされているような柱が海岸から断崖の上まで並び立って居いるような景観、柱状節理を展望台の上から間近に見ることができます。DSC07525DSC07530大バエ灯台

生月島北端、断崖の上にある灯台です。舗装した道路が灯台までありますが、バスの折り返し用で上に駐車場はありません。下の駐車場から階段や山道を10分に近く上ります。かなり急できついですが、灯台には展望所が設置され、360度のパノラマが広がり、爽快な風のもと疲れが吹き飛びます。DSC07542DSC07547

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サンセットウェイ

生月島西側の海岸を走る道路です。夕暮れ時に走ると夕日や夕焼けを望むことができそうです。午前中だったで普通の海岸ですが、海岸沿いの斜面を走るため、断崖や変化に富んだ地形を望むことができる快適なドライブウェイです。(運転中のため撮影はできず)

 

生月町博物館「島の館」です。合併前の生月町が整備した施設です。公共の博物館としてはかなりレベルの高いものになっています。DSC07550

生口島は捕鯨の島。江戸時代、沿岸捕鯨が平戸藩の財政を支えていたそうです。鯨漁と地域の人々の生活がわかります。DSC07555DSC07559

DSC07551隠れキリシタンに関する展示も必見です。金子館長のごあいさつをぜひお読みいただきたいと思います。「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が今年世界遺産への推薦取り下げが発表されました。

世界遺産への登録審査を行う非政府組織、国際記念物遺跡会議(イコモス)は、従来重視されてきた教会の建造物的価値付けではなくて、禁教時代に重点を置くべきだということです。現在残っている長崎県の教会の建造物は明治以降のキリスト教の再布教に伴い建てられたものです。江戸時代のキリスト教禁教とそれに伴い、キリスト教信仰が「隠れキリシタン信仰」として継続していった、変化の過程を検証研究することが必要だということです。このような考えのもとに今回の企画展が開催されているとのことです。DSC07564

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このほか、魚の剥製を展示している「シーファンタジックアリーナ」と呼ばれるコーナーは、海の自然だけでなく、島の漁業を魅せる観点も加わった展示になっています。DSC07568DSC07569DSC07571この生月島が捕鯨と隠れキリシタンの島であることが理解できます。島民が誇りとしている、島の生活・文化、歴史が来場者に伝わる、小規模ながらも内容の充実した博物館でした。

http://www.hira-shin.jp/shimanoyakata/index.html

春日集落の棚田

平戸島に戻ります。春日集落は、隠れキリシタンが切り拓いた棚田の景観が「平戸島の重要文化的景観」の名称で重要文化的景観として選定されています。世界遺産登録審査予定であった長崎の教会群とキリスト教関連遺産の構成資産「平戸島の聖地と集落」の対象でもあったそうです。

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平戸市内の教会を3か所訪れました。平戸島内から本土の旧小平町まで続きます。明治以降の最近の建設ですが雰囲気があります。

カトリック紐差教会

紐差の集落から坂を上った高台にあります。白亜のロマネスク様式の美しい教会です。かなりの大きさです。DSC07577DSC07581

カトリック宝亀教会

平戸で最も古い教会だそうです。レンガ造りで側面の外に廊下(ベランダ)があり、ベランダから中に入れるようになっています。海の眺めも美しいです。DSC07584

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川内町かまぼこ

平戸の東海岸、川内町の漁港付近にはかまぼこ店が並んでいます。DSC07599DSC07594

DSC07595店をのぞいたところ、若い人すり身を揚げていた店があったので、そこ(白石信行かまぼこ店)でかまぼこを買いました。平たい揚げかまぼこで白身のものはエソ、ちょっと黒っぽいのがアゴです。卵入りも購入しました。売り方を工夫すれば観光名所になるのでしょうが、外来者に対しては売る気のない店が多いようです。、たぶん卸が中心なのでしょう。  DSC07596

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田平教会

平戸島を後にして平戸大橋を渡って本土に戻ります。田平町は2005年合併して平戸市の一部となったため、平戸市は本土も市域に含むことになりました。この田平地区にあるのが田平天主堂、正式にはカトリック田平教会です。1918年の建立、赤い煉瓦造りの教会は歴史の重みを感じます。重要文化財に指定されています。 DSC07604 DSC07606 DSC07610

 

 

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