ミシュランに非掲載、予約がきわめて取りにくい元麻布の隠れ家フレンチ、エクアトゥールでディナー。創造性に富み、旬の食材を生かした、和食にも通ずる繊細な料理を堪能しました。
シャンパーニュはル・メニル・シュル・オジェのRMブリアール・モリゼのブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール。
燻製オマールエビと白子、うま味のある鱈のクリーミーなソースに香草が繊細に使われています。
パンと2種類のバター。 カワハギと筍とせりのカワハギの肝のソース、ゆず風味の軽やかな味わい。
白ワインはペサック・レオニャンのラ・ルヴィエール1998。古酒の熟成した柔らかい味わいです。
フォワグラのポワレ。芳醇でボリューム感のあるフォワグラと黒トリュフ、クリスピーな豚足と旨みのあるトコブシの食感のコントラスが絶妙でした。
フォワグラに合わせて、サンジュリアンのラローズ・ドゥ・グリュオー2004。力強さ、凝縮感があるが、どこか優しさもある。 魚のメインは珍しいスッポンの炭火焼き。ゼラチン質にジビエ的なうま味があります。
赤ワインはポール・ジャブレ・エネのコルナス1996.これも熟成した和らいだ味わいのシラーです。
ラカン産鳩の炭火焼きは柔らかくジューシーで引き締まった味わいです。
デザートのチョコレートアイスクリームに液体窒素で瞬間冷凍させたフランボワーズの粉末がウイキョウのような香りです。
小菓子はカヌレ。