市ヶ谷の靖国通り沿いの中華料理店、外装、内装とも大衆的な雰囲気の店である。店内は喫煙可でかなり煙が漂い、ランチタイムは合席もあるため、決して良い環境とは言えない。
ランチのメニューは日替わりの定食(700円)のほか、麺やご飯ものが700円から800円程度。
具材は、白菜、ホウレン草、ニンジン、タケノコ、木耳、海老、イカ、うずら玉子、豚肉などでやや醤油味の餡がかかっている。
麺はかなり細い縮れ麺で餡が良く絡む。野菜はかなりシャキシャキ感があり、大衆的な味わいではあるが、バランスは良い。
際立った特色はないが、気軽に食事ができ、チェーン店レベル以上の中華としては、まずまずの店である。
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ランチの定食、エビと玉子の炒め700円。炒めたての熱々がすぐに出てきた。
透明でプリプリ弾力感のあるエビ、ふわっとジューシーな玉子、新鮮でシャキシャキのニラ。味付けもシンプルながら程よい塩加減である。サービスや雰囲気を別にすれば、定食の主菜の味に関しては中国飯店市ヶ谷店よりもこちらの方が上だろう。
副菜の春雨の醤油和えと玉子スープは主菜に比べるとレベルが落ちる。つくり置きのためだろうか。
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