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フランス領バスクの国際海洋リゾート地ビアリッツBiarritzーーーその2 海岸と市街地を歩く

ビアリッツのレストラン・ラトリエ L`Atlierから住宅地をしばらく歩いて、美しく豪華な建物が続く街の中に入ると、間もなく街の中心部で、ビーチへ降りていく道があります。DSC08234.jpg
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DSC08239.jpgオテル・デュ・パレの建物が見え、白い砂浜のグランド・プラージュGrande Plageには、この日は日曜日ということもあってか、9月下旬だというのに大勢の海水浴客が水着で日光浴を楽しんでいます。中には泳いでいる人もいます。

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海岸を南へ歩いて行くと砂浜から岩場へと変わり、一段高くなった岬が半島状に突き出ています。斜面を登って岬の突端まで行くことができるため、多くの観光客が散策しています。

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日本にもありそうな海辺の観光地の光景ですが、日本のように木造の建物はなく、石造りの古い立派な建物が続いています。

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岬の先には白いマリア像が立つ「処女の岩Rocher de la Vierge」があり、これはビアリッツの海岸のシンボルとなっています。日本でも海岸に観音像があってもおかしくないのですが、そのような海岸を見た記憶はありません。

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岬の上はかなり標高が高く眺めが良いため、展望スポットとなっています。少し街に向かって上って行くと白い建物の海洋博物館Musée de la Merがあります。この博物館は水族館と海事博物館を合わせたような構成になっています。地下の水族館ではガスコーニュ湾の魚類の生態展示があります。

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上の階ではクジラの骨格標本やイルカの標本が空中で展示されています。

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屋上にはアシカのプールもあります。

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屋上からは海岸や大西洋を広く眺めることができ、この海岸周辺では貴重なトイレが博物館内にあるので、海岸散策の休憩スポットとしても立ち寄る価値はあります。入場料は13ユーロです。

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屋上から街の方に出ると間もなく市街地の細いポール・ヴュー通りの商店街に出ます。海岸と並行して通りが長く続いていて、この日は収穫祭の休日で歩行者天国となっており、観光客や地元の人々で大混雑でした。

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バス停でバスを待っているといつまでたっても来ないので、ポスターを見て歩行者天国による臨時の経路変更で停留所が変更になっていることに気付き、変更された停留所を求めて、結局、最初に降りた地点まで歩いて戻りました。

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バスと列車を乗り継いで、無事、再びサン・ジャン・ド・リュズに戻りました。

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