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フランス篇――その1 アルザス③ リクヴィル

コルマール駅の横のバス停には定刻通り、106系統のリボヴィレ行きの路線バスが到着し、アルザスのワインの村巡りへ出発する。運転手に行き先を言い、現金を渡して、その場で運転手が行き先を書いた切符をもらう。DSC03342_20111018160754.jpg
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まず、訪れたのは「ブドウ畑の真珠」といわれるリクヴィルの村。停留所の前に町の入り口の城門がある。城壁で村が囲まれている。

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村に入ると狭い通りは観光客でいっぱい。

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村の中はメルヘンの世界のような街並み。路上でワインを飲める店もある。

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ヒューゲルのワイナリーは街の真ん中にある。入るとそこはテイスティングコーナーである。

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アルザス名物フォワグラを売る店やアルザスを代表する郷土料理、というよりは菓子パン(ケーキ)のクグロフの店もある。

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珍しく猫も発見。

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10分程度で村を横断して反対側の城門に至る。

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門を出ると、すぐにブドウ畑が広がる。純粋の農村の風景である。

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レストランはル・サルマン・ドール(Le Sarment d’or)という名の店をミシュランを見て選ぶ。星は付いていないのだがアルザスの郷土料理が楽しめるレストランである。

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早速のアペリティフはチューリップ型のグラスで、クレマン・ド・アルザスを。アミューズの細かい野菜の入ったパスタをスプーンですくう。

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上品な自家製フォワグラにブリオッシュ(Le foie gras du “Sarment d’or” cristaux de sel de Maldon 22ユーロ)。これには、香り豊かなゲヴェルツ・トラミネールのヴァンダンジュ・タルティヴを合わせる。芳醇な甘さがワインの教科書通りフォワグラに良く合う。

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グルヌイユ(カエル)のもも肉のソテー(Les cuisses de grenouilles ail et fines herbes 24ユーロ)はトマトにガーリックやハーブが効いていて柔らかい。

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デザートは焼きメレンゲにチョコレートムース。エスプレッソ。焼きメレンゲはフランスでは良く見かける。

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村の中にタービンらしきものがあるが発電所だろうか?

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村の中にはミシュランの一つ星レストランもある。

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村の中心から少し歩いたところにあるアガペのワイナリーは昼休み中だったが、戻ると開けてくれた。試飲して1本購入する。

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ピノ・ノワールはまだ収穫が終わっていない。

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街の外はすぐにブドウ畑が続く。

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