北の居酒屋 その2 札幌 参醸倶楽部

ススキノ南4条通り(電車通り)北側の居酒屋です。このあたりは札幌でも居酒屋が最も集中しています。地場産品応援の店の緑色の提灯のある細い階段を上った2階にあります。ミシュラン北海道に掲載されている札幌の3軒の居酒屋の一つです。

お通しは3点盛り、ホタルイカ、帆立、ふきの和え物です。家庭料理といった感じですが、北海道の春を感じます。

メヌキの昆布〆刺と活北寄刺
新鮮刺身。メヌキはかなり珍しく、さらに昆布〆となると食べる機会は少ないでしょう。北の旬の食材だけあって、寝かせて旨味を凝縮させています。つやつやした北寄の新鮮な甘さも最高です。

函館産グリーンアスパラ焼き。この時期は札幌周辺のアスパラは温室と路地ものの端境期のため、ここでは函館産になっています。太くて香ばしく、とてもジューシーです。

春野菜天ぷら盛り合わせ
山菜を中心とした旬の野菜の天ぷら。こごみや菜の花、ふきのとうなど甘くてちょっと苦い春の新鮮な味覚を塩で味わいました。

桜海老とあずき菜の卵とじ
北海道特有の山菜であるあずき菜は行者にんにくに少し似ている山菜で、今が旬です。

酒はかつて車で前を通ったことのある栗山町の小林酒造の「まる田無濾過生原酒吟風限定酒」。「二世古生酛26BY吟風」。「悦凱陣無濾過生」。どれもかなりレベルが高いですが、まる田が地元の限定酒ということもあり、力が入った酒でかなり良いです。

参醸倶楽部、旬の魚と野菜を楽しみました。北海道産の新鮮な旬の食材を生かした料理と北海道をはじめとする全国の名酒を合わせて楽しめる店です。特に野菜料理がおすすめです。

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